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離婚すると戸籍はどうなるか

離婚すると
戸籍はどうなるか

はじめに

戸籍とは、結婚、離婚、出生、死亡など、個人の重要な生活の変化や家族関係を公式に記録し、証明するために存在し、その生涯の記録ですので、まずは結婚した場合の戸籍について理解する必要があります。詳しくは以下をご覧ください。ここでは一番一般的な結婚により夫婦の戸籍を編製し、夫が筆頭者になっているケースについて、離婚後戸籍がどうなるのかについて解説していきます。

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1. 離婚後の妻の戸籍

  • 妻が結婚前に親の戸籍に入っていた場合は、離婚後は親の戸籍に戻ることが一般的です。
  • ただし、離婚後に妻が自分の新しい戸籍を作ることもできます。この場合、親の戸籍に戻すか、新たに戸籍を持つかは本人の選択です。
  • 子供がいて、親権も妻にある場合は親の戸籍に戻ることはできませんので、新たに妻と子供の戸籍を編製することになります。

2. 離婚後の夫の戸籍

  • 夫の戸籍は変わりません。離婚しても、夫の戸籍には何の変化もなく、引き続きそのまま維持されます。

3. 子どもの戸籍

  • 父親が親権を持つ場合、子どもは父親の戸籍にそのまま残ります。
  • 母親が親権を持つ場合、子どもは新たに編製された母親と子供の戸籍に入ります。

4. 親の戸籍に戻る場合

  • 離婚後に親の戸籍に戻す場合、例えば、妻が親の戸籍に戻るケースがあります。離婚後、実家の両親と同居を始めるなど、生活の環境が変わる場合に、妻が親の戸籍に戻ることができます。これは、離婚によって実家に戻る場合に見られるケースです。ただし、妻に子供がいる場合は、子供も一緒に妻の親(子供から見た祖父母)の戸籍に入ることはできません。

5. 再婚時の戸籍変更

  • 妻の場合、再婚する際には、婚姻によりまた新たな戸籍を編製するか、結婚相手の戸籍に入ることになります。
  • 夫の場合、現在夫がいる戸籍に新しい配偶者や子ども(連れ子がいる場合)が入る形になります。

6.まとめ

離婚後の戸籍に関しては、状況によって手続きが異なることもありますので、具体的なケースについては最寄りの市区町村の戸籍窓口で確認することをお勧めします。