戸籍謄本を郵送請求しようとすると、
・どの封筒で送ればよいのか
・レターパックは使えるのか
・三つ折りの封筒と大きい封筒では何が違うのか
・レターパックライトとレターパックプラスはどちらがよいのか
と迷う方は多いです。結論から言うと、戸籍謄本の郵送請求では、
「三つ折りの封筒」
「大きい封筒」
「レターパックライト(青レタ)」
「レターパックプラス(赤レタ)」
の4つが候補になります。
ただし、相続で被相続人の出生から死亡までの戸籍を集める場面では、返送される通数が増えやすいです。そのため、通常の相続実務では、三つ折りの封筒より「大きい封筒」または「レターパックライト」を中心に考える方が実務に合っています。
この記事では、戸籍謄本の郵送請求で使われやすい4つの送り方を、料金も含めて比較しながら、どれを選べばよいかを解説します。
相続の戸籍収集にお困りの方へ
相続では、まず被相続人の戸籍を「出生から死亡まで」揃える必要があります。
ただ本当に迷いやすいのは、相続人側の戸籍を「誰の・どこまで」用意すべき範囲が分からないことです。
戸籍取り寄せ代行センター(行政書士)が、相続に必要な戸籍収集を全国対応で代行します。
基本料金は19,800円です(料金は相続人の人数で変わりますが、戸籍の通数では変わりません)。
先に結論
戸籍謄本の郵送請求で使う封筒は、次のように考えると分かりやすいです。
「戸籍が1通か2通くらいで済みそうなら三つ折り封筒も候補」
「戸籍を折らずに送りたいなら大きい封筒」
「戸籍収集にかかる時間を短くしたいならレターパックライト」
「対面受け取りまで求めるならレターパックプラス」
この4つです。
ただし、相続で出生から死亡までの戸籍を集めるなら、最初から「大きい封筒」または「レターパックライト」で考える方が自然です。
料金の目安は、次のとおりです。
・定形郵便(三つ折りの封筒、長形3号など、50gまで) 110円
・定形外郵便・規格内(A4サイズの封筒、50gまで) 140円
・定形外郵便・規格内(A4サイズの封筒、100gまで) 180円
・レターパックライト(青レタ) 430円
・レターパックプラス(赤レタ) 600円
普通郵便の方が安いのは確かですが、相続の戸籍収集では郵送費の差は全体から見れば大きくありません。そのため、通常の相続実務なら、まずはレターパックライトで十分という考え方はかなり実務的です。
比較の前提
今回比べるのは、次の4つです。
「三つ折りの封筒」
「大きい封筒」
「レターパックライト(青レタ)」
「レターパックプラス(赤レタ)」
ここで分けて考えたいのは、
・役所に請求書類を送るとき
・役所から戸籍を返送してもらうとき
の2場面です。
戸籍謄本の郵送請求では、往復の送り方を考える必要があります。そのため、行きに何を使うかだけでなく、返信用をどうするかまで含めて考えることが大切です。特に相続では、現在戸籍、除籍謄本、改製原戸籍まで必要になることがあります。そのため、返信時の通数が増える前提で見ておく方が安全です。
三つ折りの封筒
三つ折りの封筒は、最も安く済ませやすい送り方です。料金の目安は、A4を三つ折りにして送る定形郵便で110円です。
この方法に向いているのは、
・できるだけ安く済ませたい
・請求書類を折って送ってよい
・戸籍の通数が少なそう
という場合です。
一方で、相続で出生から死亡までの戸籍を集める場面では、三つ折り封筒は中心になりにくいです。
理由は、
・請求時点では通数が読みにくい
・返信で戸籍が増えやすい
・返信用まで含めて考えると小さい封筒では組みにくい
からです。
三つ折り封筒は、戸籍が少なくて済む請求には向いています。ただ、相続の戸籍収集では優先順位が下がります。
大きい封筒
大きい封筒は、書類を折らずに送りたいときに向いています。料金の目安は、A4サイズの定形外郵便・規格内で50gまで 140円、100gまで 180円です。
この方法に向いているのは、
・請求書や資料を折らずに送りたい
・返信でも戸籍を折らずに受け取りたい
・普通郵便ベースで進めたい
という場合です。
三つ折り封筒より送料は少し上がりますが、差は大きくありません。相続で戸籍の通数が増えそうな場合も、最初から大きい封筒で考える方が自然です。ただし、大きい封筒の140円、180円はそのままだと速達ではありません。少しでも早く戸籍収集を進めたいなら、大きい封筒よりレターパックライトで考える方が分かりやすいです。
レターパックライト(青レタ)
レターパックライトは、戸籍収集にかかる時間を短くしたいときに使いやすい方法です。料金は430円です。
この方法に向いているのは、
・少しでも早く進めたい
・到着状況を確認したい
・返信用にも使いやすい方法を選びたい
・相続で戸籍の通数が読みにくい
・戸籍謄本を折りたくない
という場合です。
レターパックライトの強みは、
・料金が分かりやすい
・進め方を組みやすい
・レターパックプラスより安い
という点です。
また、相続で戸籍を集める場面では、
・行きにも使いやすい
・返信用として同封しやすい
・大きい封筒より選び方がシンプル
という利点があります。当センターでも、戸籍収集の郵送請求ではレターパックライトを使用しています。
相続の戸籍収集では、郵送費の差より、戸籍を早く回収して次に進めることの方が大事です。そのため、通常の相続実務なら、まずは青レタで十分という考え方で問題ありません。
レターパックプラス(赤レタ)
レターパックプラスは、4つの中で受け取り方まで重視しやすい方法です。料金は600円です。
この方法に向いているのは、
・対面で受け取りたい
・受け取り方まで重視したい
・料金差より確実性を優先したい
という場合です。
レターパックプラスの特徴は、
・対面で受け取る形になる
・郵便受け投函ではない
という点です。
そのため、
・大事な書類なので直接受け取りたい
・郵便受け投函より対面受け取りの方が安心できる
という人には合います。
ただ、戸籍謄本の郵送請求では、ここまで求めないことも多いです。通常の相続の戸籍収集なら、まずはレターパックライトで十分という考え方でよいです。
4つを料金込みで比べるとどう違うか
4つを料金込みで並べると、こうなります。
三つ折りの封筒は110円で最安です。
大きい封筒は140円から180円で、折らずに送りやすい方法です。
レターパックライトは430円で、通常の相続実務では最も使いやすい価格帯です。
レターパックプラスは600円で、受け取り方まで重視する方法です。
この比較で見ると、
・安さ重視なら三つ折り封筒
・折らずに送りたいなら大きい封筒
・迷ったらレターパックライト
・レターパックプラスは受け取り方まで重視する場合
という見方で十分です。
そして、相続で出生から死亡までの戸籍を集めるなら、
・三つ折り封筒は候補にしにくい
・大きい封筒か青レタが現実的
という見方が合います。
行きと返信用はセットで考える
戸籍謄本の郵送請求では、行きと返信用をセットで考える方が分かりやすいです。特に大事なのは、返信用に何を入れるかです。返信用に「レターパックライト」または「レターパックプラス」を使うなら、行きの封筒もそれを同封できる大きさで考える必要があります。
相続で出生から死亡までの戸籍を集めるなら、行きも返信用も最初から大きい封筒またはレターパックライト、レターパックプラスで進める方が組みやすいです。
相続で戸籍を郵送請求するならどれが向いているか
相続で戸籍を郵送請求する場合は、次のように考えると選びやすいです。
戸籍の通数が少なく、費用優先なら三つ折り封筒も候補です。
戸籍を折らずに送りたいなら、大きい封筒が合います。
少しでも早く戸籍収集を進めたいなら、レターパックライトが使いやすいです。
受け取り方まで重視するなら、レターパックプラスが候補です。
ただし、被相続人の出生から死亡までの戸籍を集める相続では、通数が増えやすいです。そのため、この場面では大きい封筒またはレターパックライト、レターパックプラスを前提に考える方が実務に合っています。そして、通常の相続実務なら、まずはレターパックライトを選んでおけば十分なことが多いです。
迷ったときの最適解
迷ったときの最適解は、レターパックライトです。
理由は、
・料金が分かりやすい
・大きい封筒を普通郵便で出すより進め方を組みやすい
・通常の相続実務ならレターパックプラスまで上げなくても十分なことが多い
からです。
相続で戸籍を郵送請求する場面では、少しでも早く戸籍収集を進めたいことが多いです。そのため、普通郵便の大きい封筒より、最初から青レタで進める方が実務に合いやすいです。当センターでも、戸籍収集の郵送請求ではレターパックライトを使用しています。
レターパックプラスも候補にはなりますが、通常はレターパックライトで十分です。迷ったらレターパックライトを選ぶ、でよいです。
封筒より先に確認したいこと
封筒の種類は大事ですが、それ以上に見たいのは中身です。
郵送請求では、
・本籍地が正確か
・必要な戸籍の範囲が具体的か
・本人確認書類がそろっているか
・定額小為替の金額が合っているか
・返信先の記載に不足がないか
を確認してから送ることが大切です。封筒を最適に選んでも、中の書類に不備があれば差し戻しになります。
差し戻しになりやすいポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。
戸籍の郵送請求で差し戻しになる理由とは?書類不備の典型例を解説
戸籍収集にお困りの方へ
相続では、
・戸籍を出生から死亡まで集める
・相続人を確定する
・必要に応じて法定相続情報一覧図を作成する
必要があります。
しかし、実際には、
・郵送請求でどの封筒を使えばよいか分からない
・返信用を何にすればよいか迷う
・戸籍の通数が読めず送り方を決めにくい
・戸籍収集が途中で止まっている
といった形で進みにくくなることが多いです。
戸籍取り寄せ代行センター(行政書士)では、
・相続に必要な戸籍収集
・法定相続情報一覧図の作成
をまとめて対応しています。
戸籍が多い相続でも戸籍収集から一覧図作成まで一括対応可能です。
基本料金は19,800円です(料金は相続人の人数で変わりますが、戸籍の通数では変わりません)。
まとめ
戸籍謄本の郵送請求では、
「三つ折りの封筒」
「大きい封筒」
「レターパックライト」
「レターパックプラス」
の4つが候補になります。
料金の目安は、
・三つ折り封筒 110円
・大きい封筒 140円から180円
・青レタ 430円
・赤レタ 600円
です。
安さを優先するなら三つ折り封筒、折らずに送りたいなら大きい封筒、少しでも早く戸籍収集を進めたいなら青レタ、受け取り方まで重視するなら赤レタ、という見方で選ぶと分かりやすいです。
そして、相続で出生から死亡までの戸籍を集めるなら、大きい封筒またはレターパックライトで考える方が実務に合っています。通常の相続実務なら、迷ったときは青レタで十分です。料金、進め方、返信用の使いやすさのバランスがよいからです。
相続の戸籍まわりの全体像は
▶相続の戸籍の集め方と必要書類|解説記事一覧
にまとめています。他のケースや手続きも含めて確認したい方は、あわせてご覧ください。
